研修生受入れ事業について

生産技術研修(労働)を通じての外国の若者の育成と、国際貢献。
しっかりとした受入れシステムと心で、その実現をめざしています。

 

【中国送り出し機関】

送り出し機関としては中部管内初の中国の政府機関と本組合と覚書を結んでいます。このため、身元が確かな優秀な人材を選抜することができます。
本組合では、この公的な制度に独自の工夫(全国の優良団体との連携など)を加え、受入れ企業の要望も反映し、従来よりシンプルな手続きにより、真面目で優秀 な研修生を受け入れることができるようにしました。それが、本組合の外国人研修生受入れ事業です。

●石川県内機械金属関連分野の企業の皆様に、優秀な外国人研修生の受入れをご活用いただくため、本組合で特に機械・金属関係の17種32作業に絞って、研修生を受入れることといたしました。


1.鋳造 2.鍛造
3.ダイガスト 4.機械加工
5.金属プレス加工 6.鉄工
7.工場板金 8.めっき
9.アルミニウム陽極酸化処理 10.仕上げ
11.機械検査 12.機械保全
13.電子機器組立 14.電気機器組立
15.プリント配線板製造 16.塗装
17.溶接  

(参考)既に受入れしている研修生の職歴は次のとおりです。
・精密機械工、金属プレス工、電気・電子組立工、溶接工、NCオペレーター、鈑金工、鋳造など約100名。

 

【生活指導】 
法的な手続きや専門的な知識が要求される課題にも、本組合の選任スタッフ4名(うち通訳2名)と送り出し機関が親身になって対応します。来日後のフォロー(月2回以上企業及び宿舎巡回)も法律に従い、キメ細やかな生活指導を行います。(JITCO及び入管の指針)

 

【指導マニュアル】 
各社の作業マニュアルの翻訳あるいは微妙な作業指示について通訳が会社にお伺いし、指導いたします。

 

【教育・技能指導】 
集合研修では全員合宿し、日本の生活習慣、生活ルール、文化の違い等について教育します。
また、技能検定基礎2級受験は、石川県知事認定訓練校「石川県プレス技術学院」の講師陣6名が専門的に教育・指導します。

 

【安全衛生教育】 
    労働安全衛生法は社員と同様の適用を受けます。このため安全衛生教育につきましては、別組織の(協)石川県プレス工業管理センター(石川労働局の安全衛生教育登録機関)の講師陣により、通訳同席のもと、法に基づく安全衛生教育を実施します。これも他にない大きな特徴です。
  ①雇い入れ時の安全衛生教育(雇い入れ時必須)
  ②作業内容変更時の安全衛生教育(法に基づく各種安全教育等)
  ③安全衛生特別教育(指定業務に従事する場合は必須)

 

【面接から来日】 
受入れ機関(企業)が面接で決定してから入国するまでの間
  ・標準・・・3ヶ月
  ・企業の要望により入国を早めたい場合はこれに限りません。

 

本組合では、広く県内の機械金属関連分野の企業の皆様に、本組合研修事業部の外国人研修生受け入れ事業をご活用いただくことを願っています。お問い合わせ、ご相談をお気軽にお寄せください。

 

細部についてはご一報いただければ事業担当者がご説明にお伺いいたしますのでご遠慮なくご一報ください。

 

監理団体の業務の運営に関する規程